感覚を研ぎ澄まそう
先日の『イメージ』の話と似て非なる話です。ボイトレにおいて感覚を研ぎ澄ますことは大事です。
自分の声が鼻の辺りで鳴っている感覚、他の場所で鳴っている感覚。その響きの強さを感じ取る感覚。
舌の奥を思いっきり上げる感覚、思いっきり上がっていない感覚。
脱力する感覚、肺を広げる感覚、その他諸々…。
感覚とイメージはリンクしていると思います。
感じ取ってほしいものを感じ取れていない人は「イメージはできている」と言っても、そのイメージはとてもぼやーっとしたものになります。
感じ取ることが難しい人は、目をつぶってそれらの動作をしてみるといいです。
目をつぶって声を出す。今出している声はどの辺りにありますか?喉の辺りですか?鼻の辺りですか?鼻の先の方ですか?鼻の奥の方ですか?
目をつぶっていっぱい息を吸う。そのままもういっちょ更に吸う。その時の肺の広がりはどう感じますか?
すぐに感じ取れる人もいれば、とても時間がかかってしまう人もいます。
でも、感覚を研ぎ澄まして悪いことはありません。無駄になることもありません。
ぜひ感覚を研ぎ澄まして、イメージとリンクさせてみてください!